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やはりあれもお粗末な選挙対策だったのか

曽我ひとみさん一家の選挙直前「駆け込み対面」はどう見ても官邸が仕掛けた選挙対策だった。実際に官邸サイドが現場を急がせていた、との証言もあった。この「対策」にどれほどの効果があったのかは検証できないが、あの曽我さんの「ブチュッ」が、少し古くなりつつあった年金不信を忘れさせる効果はあったのかもしれない。

警察庁の国松元長官狙撃事件に関してオウムの元信者らが逮捕されたのが7日、参院選投票日の4日前だった(ちなみに曽我さん一家の再会は9日だったから、投票日の2日前)。逮捕当日は朝から社内でも「なぜ、今ごろになって」との声しきり。「早くも公判維持を心配している検察幹部がいるらしい」との情報もあった。

ところが、というか、やっぱりというべきか、本日付の朝日新聞によれば逮捕の4人は「公判維持」どころか起訴も困難、だそうだ。ふーん。あれだけの重大事件で強制捜査までブチあげておいて、結局起訴しません、では警察も検察も面子は丸つぶれだ。そもそも事件から9年も経って、これまでの情報はあらかたツブしたであろうこの時期にあえて逮捕して取り調べることで新たな事実が出ると信じたオメデタイ捜査幹部はどれだけいたのだろうか?

お粗末な選挙対策に真っ向から反対してそれを阻止する気概のある法務・検察関係者はいなかったのか、そこを調べたいな。
by haloon | 2004-07-25 16:54 | 本日のお題
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