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糞介、いいじゃん

法制審議会ってのはナニサマなんだ?

ホームページで公表して意見を募っていた人名用漢字のうち「糞・屍・呪」など9文字を削除するという。つまりこうした漢字を子供につけられなくなる、というわけだ。って、つけないよ、「糞介」君なんて。

15年ほど前に議論になった「悪魔」ちゃん騒動がきっかけになっているのだろうけど、基本的に思うことは同じ。「おカミにそこまでやってもらわなてもいいよ」。

子供の名づけは親にとってはワクワクする楽しみであり、充実した人生を送ってもらいたいという厳粛な行為だ。それをおカミにご丁寧に「ご指導」いただく理由はない。いいじゃない、「糞介」ちゃん。そういう名前をつけちゃう親を持ったのであればそれはそれで。

「呪」という漢字はさらに微妙だ。「漢字源」によれば、元来は「祝」と同じ用法で、神の前で祈りの文句を唱えること、とある。他人の不幸を願う際に使われることが多いから今回の削除になったのだろうが、日本古来のシャーマニズムでは欠くことのできない行為ではないか。

大体、ホームページなどで一般に意見を聴くことにどれだけの意味があるのか。これは漢字の人気投票だったのか。すべてはあいまいなままなのである。
by haloon | 2004-07-24 10:37 | 本日のお題
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