人気ブログランキング | 話題のタグを見る

これはもう「自分メディア」だ

のっけから私事で恐縮だが、なんとなく始めたこのブログに今ではすっかりハマっている。私だって日本社会の一員だ、私の実感はこれで結構社会の一面を突いている、かもしれない。

始めた動機を改めて考えてみると、もちろん第一に「自己顕示欲」。「こんなことも考えているよー」というのを世の中に問いたい、という気持ちが大きいし、今もこれが最大のモチベーションだ。だからアクセスが増えたり、コメント・トラックバックをいただくととてもうれしいし、更新をサボった日に明らかにアクセスが落ちると、焦ったりする。もうひとつの動機は、毎日こうした記事(?)を書くことを自分に課す自己研鑽の場として適切だと思ったからだ。これはまた書く機会があると思う。

さて、これを支えているのが「ブログ」のこの手軽さだ。すでにエキサイトだけで4万5千人を超える人が開設しているし、毎日ものすごい数のブログが増殖中だ。自分にとってはあくまでも発信の手段としてのネット環境だから、十分広範囲にいきわたっていればなんでもよかったのであり、いまさら本格的なHPのデザインを勉強する気にもならない。

書くだけではない楽しみも知った。ブログという広大な世界の探索だ。ほとんどは素人さんの日記レベルだが(エラそうですみません)、「エキサイトブログ」としてリンクさせてもらっているページは、お金を払ってでも読みたいレベルの質だ。中には刺激的なタイトルで人を寄せておいて高度なコンテンツを読ませてくれるという手の込んだページもあって、油断がならない。こうした面白いブログはリンクするとRSSで更新が読めるので安心だが、「さらに面白いのを見つけよう」とすると更新リストをいつもチェックする破目に陥って、会社にいる時には仕事に障る(オイオイ、ちゃんと働けー)。

私は厳密な「メディア論」なんて知らないし興味もないが、ここは断言しちまおう。ブログっていうのはもう立派なメディアなんだ。ひとりひとりが圧倒的な手軽さで自由に発信中で、それを選ぶこちらの「メディアリテラシー」が問われているのだ。って、こんなお話はネットとWEBがブームになった10年くらい前から繰り返し言われていることなんだよね。遅まきながら、私は今それを実感している、というだけなんです。
by haloon | 2004-08-02 19:57 | 読むこと、書くこと
<< 来て!見て!お父さんはがんばっ... サマータイム?本当にそれが必要... >>