以前書いたように、ダイエットのきっかけはキツい出張で体重が激減したことでしたが、もうひとつ、血糖値が上昇したことが体重を低く維持できているモチベーションになっています。なにしろ子供はまだ小さいし、住宅ローンはたっぷり残っているし、今は病気で倒れるわけにはいかないのです。
もともと酒は付き合い程度にしか飲まないし、自宅では時々カミさんと2人で350ミリ缶のビール1本を開けるだけのペースですが、若いころから甘党だった自覚はあります。東南アジア時代に医者から血糖値が高いことを指摘されたのですが、なにしろこれは「痛い、苦しい」という自覚症状に乏しいためにほったらかしでした。もうひとつの理由は現地の医者に英語で諭されても実感として説得力がなかった、ということもあります。 自分でも「ヤバいなあ」と思うようになったのは、現地での担当が日本語を話す医者に代わって、ついには薬も処方されちゃってからです(アジアでは日本に留学して勉強したというお医者さんが結構多いのです)。正確な値は覚えていないのですが、空腹時血糖値が136くらいにはなったようです(一般的な健康診断では110未満を正常としています)。薬は帰国後の現在も毎食後服用していますし、会社の健康相談室では「栄養相談」も受けさせられちゃいました。 現在の血糖値は110前後、ヘモグロビンA1cも5.9%と安定しているため、本格的な食事療法はしていません(こうした数値の意味に興味がある方は専門のページをご参照ください)。揚げ物などカロリーの高いものは避ける、甘いものは一口だけ、としていますが、あとは「普通の生活」をさせてもらっています。具体的に困るのはひとつだけ。薬が処方されちゃっている、ということは社会的には「糖尿病」と認定されるらしく、新しい住宅ローンが組めないようです。実際、ある銀行に低利のローンの借り換えを申請したところ、審査を通りませんでした(理由は開示されていませんが、糖尿病でひっかかった気がします)。 「糖尿病」になっちゃった私ですが、モノは考えようだ、と前向きにとらえています。血糖値との闘いは自分の生活習慣の見直しになりました。定期的に運動をするようになっておデブちゃんは解消されたし、血圧などの数値もバッチリです。ひとりで泳いだり走ったりすることはストレスの解消になっていて、確実に精神面でプラスになっています。
by haloon
| 2004-08-08 13:06
| ダイエット
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プロフィール
在京報道機関で働く40歳台前半の中堅男性記者。血糖値が高いのが悩み
趣味:運動・ダイエット・読書 家族:妻・長男・次男と同居 関心キーワード 投資 引退後の海外ロングステイ 引退後の田舎暮らし 山歩き 四国巡礼 熊野古道 自転車通勤 将来の夢 「日本のショーン・コネリーと呼ばれたい」 カテゴリ
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