国産モノだと思い込んでいました

「思い込み」というのは恐ろしいもので、間違った情報でもひとたび刷り込まれてしまうと疑うことをしなくなることがある。本日付日経「木炭ストップ?」記事で初めて認識したが、焼き鳥屋などで使っている「備長炭」の国内需要の8割は中国産なのだという。名前の印象から国産のものだけを「備長炭」と呼ぶと思い込んでいた。さらに「備長炭」の名前の由来をネットで調べてみたら、江戸時代に紀州の城下町で炭問屋をやっていた備中屋長左衛門から来ているということで、なるほど旧国名に「備前」「備中」「備後」はあるが、「備長」というのはない。これも調べてみないと分からなかった。

日経によると中国政府は「木炭輸出の急増で森林の乱伐が進んでいるため」来月から木炭の輸出を全面的に禁止する方針なのだそうだ。販売業者は国産やマレーシア産輸入拡大を検討するらしいが、中国産よりは割高とか。

炉辺焼きなどの店のカウンターで真っ赤に燃える炭が肉や野菜を焼くのを眺めるのは楽しいものだ。子供の時からガスの火しか使ってこなかった私の世代も郷愁にかられる。なによりもガスが通っている家庭がわざわざ備長炭を買ってきて調理に使うような手間はなかなかかけないだろう。中国産木炭の禁輸がこうしたプチ贅沢の楽しみを遠ざけることにならないように願う。
[PR]
by haloon | 2004-09-29 17:44 | 本日のお題
<< 世界最大の産油国を・・・ 恐るべき宣伝効果 >>